補聴器について

「聞き返すことが増えた」「聞き間違いが多い」「テレビの音が大きいと言われる」 など日常生活に影響がでてきたら、補聴器の使用を考えるタイミングです。 聴覚の低下は脳の機能の低下にもつながり、認知症の原因になることもあります。
一方で、 補聴器を装着すれば以前と同じように聞こえるようになるかというと、必ずしもそうではありません。また、眼鏡のように一度作ってしまえばうまく使えるというものではありません。しかし、今まで聞こえなかった音が聞こえることで、スムーズにコミュニケーションが取れるなど日常生活をより快適なものにすることが可能です。
 
補聴器使用までの流れ
①問診、診察、聴力検査を行い、まずは治療可能な難聴があれば治療します。

②当クリニックの補聴器外来、もしくはお近くの補聴器専門店で聞こえの状態とライフスタイルに合ったものを選び、日常生活でお試しください。

③ご希望される場合にはご購入ください。

④できるだけ快適に補聴器を使えるように調整を繰り返し、その後の聴力変化やお耳の状態を定期的にチェックします。